「奮励努力」とは？意味や類語！表現の使い方

「奮励努力」とは?

みなさんは「奮励努力」という言葉を知っているでしょうか。

仕事などで、「奮励努力」した経験がある人もいるでしょう。

一方で、「奮励努力」という言葉をまるで知らないという人もいるかもしれません。

そこで「奮励努力」という言葉の意味を紹介します。

• 「奮励努力」の読み方
• 「奮励努力」の意味

「奮励努力」の読み方

「奮励努力」は「ふんれいどりょく」と読みます。

「奮励」は「ふんれい」、「努力」は「どりょく」と読みます。

特に「奮励」は読み方が難しい言葉のため、これを機会に読めるようにしておきましょう。

「奮励努力」の意味

「奮励努力」には、どのような意味があるでしょうか。

「奮励」には、「勇み立ち、元気を出して努力する」という意味があります。

また「努力」には、「力を入れて、大いに努めること」という意味があります。

このように「奮励」と「努力」はほとんど同じ意味の言葉だということが分かります。

「奮励努力」は、二つの同じような意味の言葉を並べて、意味を強調するため、「奮励努力」には、「力をいれて元気に努力する」「勇み立って、大いに努力する」などの意味があります。

「奮励努力」の使い方

「奮励努力」という言葉の使い方を紹介します。

「奮励努力」という言葉は、仕事を始める前などの、決意表明の挨拶の時などに使ってみましょう。

例えば新しい部署に配属された時に、「この部署の一員として、一生懸命頑張ります」という意味で、「この部署の一員として、奮励努力します」などと言います。

四文字熟語で決意表明すると、一人前の社会人として認められやすくなるかもしれません。

「奮励努力」の類語や類似表現や似た言葉

次に「奮励努力」の類語や類似表現を紹介します。

「奮励努力」と似た意味を持つ言葉には、どのような言葉があるでしょうか。

• 「精進」【しょうじん】
• 「精出す」【せいをだす】

「精進」【しょうじん】

「精進」には、「精神を打ち込んですること」という意味があります。

「勉学に精進する」という言葉には、勉強に精神を打ち込むという意味があります。

「精出す」【せいをだす】

「精出す」という言葉には、「熱心に働く」「熱心に打ち込む」という意味があります。

「仕事に精出す」「畑仕事に精出す」などと「精出す」という言葉を使います。

「奮励努力」を使った例文や短文など

「奮励努力」という言葉を使った例文や短文を紹介します。

「奮励努力」を使った例文は、どのような文章になるでしょうか。

• 「奮励努力」を使った例文1
• 「奮励努力」を使った例文2

「奮励努力」を使った例文1

「私の座右の銘は『奮励努力』です」

この例文のように、元気を出して努力することを合言葉にしたいと思ったら、「奮励努力」を座右の銘にしてもいいかもしれません。

書初めの時に、「奮励努力」と大きな文字で書いて、壁に貼って置くといいでしょう。

「奮励努力」を使った例文2

「大いに『奮励努力』して、一人前の社会人になってほしい」

新入社員を歓迎するオリエンテーションなどで、社長が挨拶する時は、このように「奮励努力」という言葉が登場しやすいでしょう。

元気に一生懸命働くことは、社会人として求められる美点のためです。

「奮励努力」の先に、一人前の社会人としての活躍の場が開けてくるのではないでしょうか。